結論:筆者は「可逆性」と「強度近視への適性」でICLを選んだ

筆者がICLを選んだ最大の理由は「可逆性」です。角膜を削らず、将来的にレンズを取り出せるという安心感が決め手でした。加えて、裸眼0.01レベルの強度近視だったため、レーシックよりICLの方が適応しやすいとされていたことも判断材料になりました。

4つの選択肢の比較表

【2026年最新】SMILE PROについて
2024年にFDA承認された「SMILE PRO」(VisuMax 800)は、レーザー照射時間を従来の約25秒から10秒未満に短縮し、患者の負担を大幅に軽減しました。術後3ヶ月時点で23.1%の患者が1.25相当以上の視力を達成しており、レーザー手術の中では最新・最高クラスの成績です。ただし、ICLと異なり角膜を削る手術であるため、強度近視(-10D以上)には対応が難しく、可逆性もありません。

出典:PMC12777602 / EuroEyes(2024/2025)
項目ICLレーシックSMILEコンタクト
費用(両目)約45〜80万円約15〜40万円約25〜50万円年間3〜6万円
手術方法レンズを眼内に挿入角膜をフラップ作成し削る角膜内をレーザーで切除—(装着のみ)
角膜への影響削らない削る少し削る削らない
可逆性あり(除去可能)なしなしあり
強度近視対応しやすい限界がある中〜強度に対応対応可
ドライアイ比較的少ない起きやすい傾向比較的少ない起きやすい
ハロー・グレア出る(ほぼ全員)出ることがある出ることがあるなし
手術時間約20〜30分約10〜15分約10〜15分

ICLとレーシックの違い【詳細比較】

米国の主要19施設における調査では、-8D以上の強度近視症例の72%がICLを選択しています。屈折の予測精度(±0.5D以内に収まる割合)もICLが85.7%、SMILEが81.4%とICLが上回っています。

出典:Business Wire / PMC12909438(2026)

最も比較されるICLとレーシックの違いを、筆者が検討時に調べた情報をもとに整理します。

観点ICLレーシック
仕組み眼内にレンズを入れる角膜を削って屈折を変える
元に戻せるかレンズを取り出せば元に戻る削った角膜は元に戻らない
強度近視-6D〜-18D程度まで対応-6D〜-10D程度が限界
角膜が薄い場合角膜を削らないため関係なし角膜が薄いと適応外
費用高い(45〜80万円)安い(15〜40万円)
ドライアイリスク低い高い傾向
白内障手術との両立レンズを外してから対応可角膜形状が変わるため計算が複雑に
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筆者がレーシックを選ばなかった理由

筆者が当初検討したのはレーシックでした。費用が安い点は魅力的でした。

しかし、「角膜を削る不可逆な手術」という点がどうしても受け入れられませんでした。30代で今後何十年も使う目に対して、「元に戻せない変更を加える」ということへの不安が最後まで消えませんでした。

また、かかりつけの眼科で相談した際に「強度近視であればレーシックよりICLの方が安心」という趣旨のアドバイスを受けたことも判断に影響しました。

筆者がSMILEを選ばなかった理由

SMILEはレーシックより切開面が小さく、ドライアイリスクも低いとされる比較的新しい術式です。筆者にとっても魅力的でしたが、やはり角膜を削る点ではレーシックと同じく不可逆です。

「可逆性」を最も重視していた筆者にとっては、SMILEもICLの代替にはなりませんでした。

筆者がコンタクトを続けなかった理由

筆者はコンタクトレンズを約15年使用していました。やめた理由は3つです。

  • 子育てとの両立が困難:夜泣き対応の度にコンタクトを入れるわけにいかず、結局メガネ併用が必須だった
  • ドライアイの悪化:長年のコンタクト使用でドライアイが進行していた
  • 長期コスト:1dayコンタクトで年間約5〜6万円。20年で100万円超。ICLの71万円の方が長期的には安い

ICLを選んだ決め手

筆者がICLを選んだ決め手は以下の3点です。

  • 可逆性:万が一の時にレンズを取り出せる安心感
  • 強度近視への適性:裸眼0.01レベルにはICLが最適とされた
  • 子育ての切迫感:「今」裸眼になりたいという強い動機

よくある質問

Q. ICLとレーシック、どちらがよいと筆者は考えますか?

一概には言えません。強度近視で可逆性を重視するならICL、軽〜中度近視で費用を重視するならレーシックが選択肢になります。筆者は可逆性を最優先にしてICLを選びました。最終的には眼科専門医の検査結果を踏まえて判断してください。

Q. ICLの方がレーシックより安全ですか?

「どちらが安全」とは一概に言えません。それぞれ異なるリスクがあります。ICLは可逆性がある点で安心感がありますが、眼内にレンズを入れるため感染リスクなどICL特有のリスクもあります。

まとめ

  • ICL・レーシック・SMILE・コンタクトにはそれぞれ特徴がある
  • 筆者は「可逆性」「強度近視への適性」「子育ての切迫感」でICLを選んだ
  • レーシック・SMILEは角膜を削るため不可逆。筆者にはこれが最大の懸念だった
  • コンタクトは長期コストと子育てとの両立が課題だった
  • どの選択肢にもメリット・デメリットがあり、正解は人それぞれ
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【免責事項】

本記事は筆者個人の体験と調査に基づく記録です。特定の術式を推奨するものではありません。